FC2ブログ
Could you tell me the way to ... Oh dear! Where do I want to go?
スポンサーサイト
--年--月--日 (--) | 編集 |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「Short Trial Project 2011」。
2012年01月21日 (土) | 編集 |
清野優美さんの「A LITTLE WORLD」を含む、6監督7作品がオーディトリウム渋谷で1週間レイトショー。
公式:ショートトライアルプロジェクト

10~20分で何かを伝えようって並大抵じゃない。
好き嫌いがあるにせよ、今回の7本はそれぞれに主張があって楽しかった。

twitterでつぶやいた感想(+α)をまとめておきます。



■勝又悠監督「ショートヘアーワルツ」

劇場でも笑い声が上がっていたし、実際自分も笑ってしまった。
主人公の娘以外おかしい人ばっか。
1990年代のネタが多く、微妙な古さだから判ってしまうところが個人的にツボ。

また、父親の、娘に対するああいう表現の不器用さにグッとくる。

あっちもこっちもネタがたくさん配置してあって、話の収集をつけない中で、
粗っぽいながら伝わってくる暖かい感情。
最後の娘の笑顔もそうだけど、父親のふっと笑った顔はなかなか良かった。



■諸江亮監督「愛のしるし」

最後のアンケートで選んだ2作品の一つ。

主人公のあの純粋な可愛らしさも良いんだけど、この作品はとにかく最後の川辺の場面。
あの場面、正直なところ「変なこと叫んだら萎えるな」とチラッと思ってた。

そこであの台詞。

萎えるとかなんとか思ってもうゴメンナサイ、と。
思いっきり心をやられました、と。

今回の7作品の中で一番あの場面が好き。ホント好き。
なんでこんなに心に入ってくるのかわかんないくらい。



■加賀賢三監督「23 エニグマ」

まずタイトルが良い。
もともと都市伝説的な想像がいろいろされている言葉だから事前にいろいろ想像させられた。
それでも、まぁ、あの内容は予想できんな(笑)。

ところどころ置いてきぼりを食らう。
うまく表現できんけど、微妙な違和感が積み重なっていった感じがする。

石田真之介さんのあの姿は素材が良すぎるので反則。
笑わないわけがないでしょ。



■岡本拓大監督「まるととんがり」

他の作品の半分くらいの時間かな。
でも短いながら、最後はピタっと収まって、これはかなり爽快。
こういう綺麗な着地を決める作品は好きなカテゴリ。

あと、合コンって大変なんですね。
恋は戦いってドラマがあったけど、合コンもあんなに過酷とは。
お察しします。



■諸江亮監督「隣の君」

「思い出の総量が決まっていたら。」

この作品のテーマなんですが、実はずっと昔に同じことを考えたことがある。
でもその時はそれほど深く考えずにスルーしたんだよな。

作品を観ていて、ふっとそれを思い出して、ビックリするほど捉え方が変わったなと思う。
それは成長かもしれんし、年をとることなのかもしれんし、単なる変化かもしれん。

簡単に言うなら、たぶん今の方がこの主人公の気持ちは理解できてると思う。
ただじゃあ考え方が一緒かと言うと、考え方のベクトル自体は異にしていると思うけど。

主人公は、思い出が上書きされて、過去の記憶が消されていくことを恐れる。
でも、個人的には、消されるとか忘れるとかじゃなく、
さまざまな記憶に埋もれて見失う、あるいは自分という土壌に分解されて吸収されていくんだと思う。

それは時にポジティブに、時にネガティブに、たいていはニュートラルに受け止められるんだけど。

にしても、諸江亮監督の2本は自分に合う感じがする。是非他の作品も観たいなぁ。



■前田万吉監督「ファーストパンチ」

タルオ、カッコいいとは思わんけど、もう凄くよくわかる。
演じている田島さんの雰囲気もピッタリきてて、それがもう。

結構な数の男子が、あの年齢・同じような経験ではないにしろ、同じような感情を得る経験をしてる気がする。
思いきり共感してしまった。
確かに言われてみると、一歩踏み出したのかもしれんなぁとわが身を振り返ったり。

……あと挟んじゃうのも確かに一度はやる(笑)



■藤井道人監督「A LITTLE WORLD」

最終日の舞台挨拶は清野さんをはじめとするこの作品の出演者の方。
清野さんは生で初めてみたけど……実物はホントに余計カワイイ(//∀//)
舞台挨拶の時点でさえ、まともに見れんかった(笑)
終演後に直接挨拶できる機会もあったけど、まぁこの人見知りには無理。
浅井さんに初めて挨拶できたのでさえ、5年かかったからなぁ……。
何人かのファンの方は直接挨拶されていたそうだけど尊敬する、マジで。

で、その挨拶で、出演者の皆さんが、
「ゆっくりとした時間が流れる作品で、宝石のように綺麗」
という趣旨のことをおっしゃってたけど観て納得した。ホント完成度が高かったなぁ。

いわゆる映像美ではなく……いや、映像も綺麗なんだけど、そういうことじゃなく。
そうか、東京ってこんな街だったんだと思わせられる映像が一杯ある。そういう感じ。
大学入学で上京して約11年だけど、ハッとさせられた、あれは。

話の方もジュンスとアヤの一晩の出会いが描かれたんだけど、
何というか……「宇宙で流れ星と流れ星がぶつかるイメージ」が心に強く残った。
……もちろん伝わらねぇよなぁ(笑)。

とんでもなく低い確率なのに必然のように出会い、
一晩という一瞬、互いに話し理解し、衝突で起こるような閃光を互いの心に生んで、
それぞれの影響で微妙に軌道を変えながらも、
またそれぞれの信じる方向に飛んでいく。

噛み砕くとこういう感じのイメージが立ち上がってきたんですよね。
その意味で最後の歩道橋のシーン、握手してそれぞれの方向へ歩いていく別れ方はもの凄くしっくりきた。

藤井道人監督の意図(メッセージ)とはたぶん違うんじゃないかなと思うんだけど、
表現には受け取る側が発揮できるイニシアティブもある。
心に形を残す作品って自分は大好きなんで、その意味でアンケートでチョイス。
正直言えば、清野さんが出てるんで観る前にチョイス確定だった。
ただ一方で、礼を欠くというか、それじゃ何かなぁという思いがあった。
しかし、観た後にそれ抜きにチョイスしたいと思える作品で、すっきり回答できた。
素晴らしい作品に仕上げてくれた藤井監督には感謝しなくちゃいかん。
スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
コメントを投稿する
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。